2009-07-01から1ヶ月間の記事一覧

哀国戦争

フランコに興味をもちはじめたら、不思議な偶然で、ラーメン屋で発見した。哀国戦争 3 (キングシリーズ 漫画スーパーワイド)作者: 小池一夫,伊賀和洋出版社/メーカー: 小池書院発売日: 2008/11/10メディア: コミックこの商品を含むブログ (1件) を見る超人的…

土居健郎

亡くなったらしい。http://d.hatena.ne.jp/mailinglist/20071126/p1学問的価値はわからないけれど、甘えというのが、昔の物理学のエーテルのように社会に充填されていて、それを読み取ったり無視したりすることで人間関係が形成されるのだという見方は面白か…

死者との対話

なにも準備せずにいきなり手ぶらで死者と会話すれば、無作法だし、気がふれたと思われる。だから神棚や仏壇や墓を用意し、所定の作法を行うことで、死者との対話をおこなえる資格を獲得する。メディアもまた神棚や仏壇のようなものだった。江戸時代には、貸…

韓国のキリスト教と、現人神

http://d.hatena.ne.jp/jun-jun1965/20090704 http://ja.wikipedia.org/wiki/韓国#.E5.AE.97.E6.95.99 http://ja.wikipedia.org/wiki/韓国のキリスト教韓国のキリスト教というのはよく聞くけれど、調べたことがないので今見たら、人口の3割なんだそうで。4…

『ニューヨークの王様』

すこしまえに出回った廉価版DVDには収録されなかった模様。映画館のシーンを確認する目的で再見(二十年ぶり)。映画が始まる前はバンドの演奏だったのを忘れていた。あきらかにジャズバンドなのに歌詞で「ロック」と歌っている。映画館のシーンでのシネスコ…

アメリカを斬る

見れる。

ホッブズに茫然

私たちの想像するものはすべて「ファイナイトな」(限定された)ものである。したがって、私たちが「インフィニット」(無限定な)と呼ぶような観念や概念は存在しない。(略)したがって「神」(ゴッド)という名が用いられるのは、私たちに神の概念を与え…

天皇とか

http://d.hatena.ne.jp/jun-jun1965/20090612から 皇室に生まれた子は日本国籍を持ってしまうことになるわけだ 皇統譜は日本国が所管しているのではないですか。『天皇論』からの知識ですが。 もう一つの問題は、天皇の存在を伝統に則って擁護しようとすれば…

社会は妄想である

『神は妄想である』を読み直しているのだが、ドーキンスのいう人格神は、やはりホッブズの人格神とはすこしちがう。ドーキンスが否定する人格神は指導者のニュアンスを帯びていて、それは現在の知識や技術をもってすれば否定できる存在だろう。存在の裏側に…

一神教と人格神、代理、芸能

だんだん一神教のニュアンスがつかめてきた。人格神というのもわかってきた。これはドーキンスの本を読み返さないと。代理という考えを、日本人は避ける傾向があるとおもうがどうだろう。どちらかといえばないがしろにする。藤原氏の摂政ぶりは厩戸皇子のそ…

宗教の要件

民衆と、神と、その中継ぎがいる。中継ぎとして(ホッブズからの)過去には預言者や巫女がいた。聖典が民衆に公開され、それにしたがうというあたらしい方向性が(ホッブズのすこし前から)あらわれた。

純化していく一神教

またローマ教会の宗教も、部分的には同じ原因のためにイングランドその他の多くのキリスト教国で廃止され、やがて牧者の徳が堕落するにつれて、人民の信仰はおとろえるにいたった。また部分的にはスコラ学者たちが宗教のなかに哲学やアリストテレスの教理を…

不信心、妄信・軽信

不信心は論外だが、妄信や軽信も困りものだった。キリスト教会はできれば偶像崇拝を避けたかったが、新教でさえも十字架までは撤去できなかった。

ホッブズ『リヴァイアサン』雑感

一神教。すべての原因を神のせいにしておく。進化論が熱を帯びるにはホッブズからもう一世紀必要だった。 教会や宗教。汎神論をすげなく否定している。世界が神なら世界に原因がなくなってしまう。原因がないということは神がいないということになる。ホッブ…