内側と外側

本作では、エネルギー危機という、まさにいま我々が直面している問題を、あたかも予言するようなシーンが随所に描かれている。監督自身、この深刻な事態を予測していたのだろうか?
「エネルギー危機の状況は、いままでもずっと注目をされてきたことだと思うよ。ただ、こんなに急激に、酷い状況になるなんて思ってもいなかった。ガソリンがこんなに高騰するなんて想像していなかったし、みんなが代替燃料の話をするなんてことも想像していなかったよ」。http://www.cinemacafe.net/news/cgi/interview/2008/08/4421/

んなわきゃね〜だろ〜、と思うのだが、やはりアメリカ人だから、内側にいたらわかんないものなのかね。

安い石油を確保するために、産油国封建制を見てみぬふりする。アメリカの中東政策なんて、そういうことじゃないか。

さっさと中東を民主化させていたら、遠回りなようでも、結局はリーズナブルに石油を消費できていただろうによ。

やはりガソリンがあんまり安いのは、良くないことだったんだ。ジョーカーがおもちゃにしちゃうしね(笑)