「日本トンデモ本大賞」

行ってみた。

 こういうイベントは久しぶり。会場についたら豊島公会堂には500人弱がつめかけほぼ満席。

 個人的に面白かったのは、おもしろ文具の紹介と、最近日本の教科書において中国の地名が現地語の不正確なカナ表記のみになりつつある報告、斉藤寅次郎の短編上映など。

 メインのトンデモ本大賞のノミネートと紹介、と学会員による論評などは、和気藹々としていて、かえって対象の本のおかしさを削いでいた。これは意外な発見というか、私の隣の観客がいちいち反応して受けていたので、こちらの感覚が麻痺しただけなのかもしれない。もともと、おかしいと思えばなんでもおかしいものだ。箸がこけても笑う状態に近いのだ。

 大賞には、ヤハウエ(エが大文字だから×)は、じつはハハウエで女の神だったと主張する本に投票。

 全体の感想としては、テレタビーズのコスプレをしていた進行アシスタントの女の子が可愛かったぐらいかな、と思って、帰ろうとしたら、そのアシさんの結婚報告。本人をかこんで子供へのプレゼントを渡し祝福。アットホームな感じ。

 勉強になったのが、あれほど盛況だったこと。これはもう現実を見ておいてよかったと思う。ああ、いま現在はこういう状態なのね、と。

 じつは会が終わってからがメインだったのである。kensyouhan氏にあったのだ。居酒屋でおもいのたけをいろいろ伺った。面白かった。