デカルト以前

哲学の歴史〈第3巻〉神との対話―中世 信仰と知の調和

哲学の歴史〈第3巻〉神との対話―中世 信仰と知の調和

デカルト以前のことをおおまかに知りたかったので借りてみた。

肯定神学と否定神学というのがあるらしい。こういう発想が理屈っぽくて西洋人は面白い。肯定神学として言葉を駆使して神を論じ、そして、神は人間が表現できるものではないから、その議論を否定していく…。

修道院文化は6世紀頃から、スコラ哲学は11世紀頃から。大聖堂の付属学校の学問。だから本質的に都会的であって抽象的、論理的なものだった。などなど。