ガイラが女を喰うシーンの花束

http://www.tobunken.com/diary/diary20020131000000.html

ここの『サンダ対ガイラ』の話が面白かったので映画のビデオを借りてみた。怪獣が(それも人型の)人間を喰うなんてショッキングだなあと思ったわけだけれど、実際のシーンはうまく工夫してある。

曇天の羽田に海から出現したガイラは、女を喰うさいに日光を気にしていて(光が弱点なのだ)、空をうかがうガイラと雲から顔を出す太陽とで画面を切り返しているのだ。太陽からガイラにカメラが戻ったら、ガイラの手には女はいなくて、ガイラは口をもぐもぐしているというわけ。花束はまあ、念押しである。

とはいえガイラ、服は吐き出してる。唐沢俊一が花束を吐き出したのだと記憶違いしたのもまあわかる。女が捕まる直前に、転んで群衆に踏みつけられる和服姿の別の女が画面に映るし、いろいろあったのをカットしたのかも。