怪獣映画。とくに怒り(おこり)もしない

まえから個人的に吹聴している説なんだが、怪獣は獅子舞なのだということ。第一作のゴジラが怖かったのは、いたとしても当時の子供だけだろう。戦時中の天皇を本当に神と思っていたのは、当時と現在の右翼と当時の子供だけだったように。

当時の大人は、ゴジラのことをどうも思わないか、面白がるかだけで、とくに眉をひそめることはなかっただろう。キンゴジあたりまでは親子そろって普通にみていたわけだ。