映画斜陽への恐怖

もう半世紀近く昔の話になるのか…。

キネ旬が復刊なって数年後、右肩上がりだった映画産業の業績が急激に悪化しはじめた。テレビやレジャーにがんがんに蚕食されていく映画界の恐怖が鮮やかに伝わってきて、悪い言い方だが、面白い。

インターネットで今度は出版・テレビ斜陽への恐怖ということになるわけだよなあ…。映画が結局は滅びなかったように、出版産業もまた滅びはしないだろうが。