石火矢衆とイノシシとの戦いが回想で語られる

開戦前のモロの予想(未来)、離れた場所にいるアシタカの想像(現在)、戦いに生き残ったタタラ場の男たち(過去)と3通りの切り口で語られるのだ。「石火矢衆とイノシシとの戦い」のシーンそのものは、ない。これは初見の時から不思議に思っていた。黒沢明にもこんなのがあったような気がするが…。

山田洋次も「省略したシーンについての回想を、登場人物に語らせるシーン」が大好きなのだが…。