そんなもんかしら

http://anond.hatelabo.jp/20100211143209
「増田」とやらについては疎いのだが、たまたま読んだこれは「釣り」じゃねえのと思ってしまう。文章が妙に整理されている。

それにしても、「なんとなく女の子に引け目を感じる」というのは普通のことだと思うが、「会社の女同僚は姉やおかんのように脳内変換してしの」ぐというのは驚いた。「しのぐ」ものなのか。そういう考え方もあるのか。後段の「目の前の女の子に欲情して、それを隠さなくても許される」というのとも関連するのだろうが、「欲情する」ことが、もう筆者氏にとって「客観的」であるのにも近い、それをしたらすぐ相手にばれる何ごとかであるわけだ。それはうぬぼれだろ(笑) と思ってしまう。つまり欲情なんて主観にすぎない。主観は通常は表現されなければ他人にはわからない。

最近になってわかってきたのは、時代がどうとか評論家的なことはべつに抜きにしても、性欲のない(と表現してもいいくらいの)人はいるようだということである。というよりも、人間行動の中から性欲の領域を截然と区分することなどできないのだ、と言い直すべきか。この筆者氏も、照れもあるのだろうが、「女体を征服した」感動を(わざわざ断ったうえで)語らない。

女好きって、要するに女を頼りにしているということなのだが…。露出狂が犯罪なのは、頼りにする仕方が間違っているからだ(露出狂の動機を理解できるとする氏はアブナイ)。もともと筆者氏は、女に甘えようという発想がきれいに欠如(「欠損」と表現してやりたいくらいだが)していて、飲みの席がつらいとか人格改造だとか、ソープ行きの理由が妙に「よそ行き」なのだ。

しかし「非モテ」という字面をみるたびに「ティモテ」というシャンプーのことを思い出して仕方ない…。