わたしとフロイト

わたしも人間はそれぞれ同じでなければならないという観念に強迫的にすがっていたが、最近やっとそのことを直視するようになって楽になってきたのだ。病気は治せない。治したいと思う主体が病気の本体であるからだ。それこそ、なんじの症候を楽しめとしか言いようがない。