2008-08-14から1日間の記事一覧

「ガブリエル」・タルド

なんでJean‐Gabriel de Tardeがガブリエル・タルドなんだ。ポール・サルトルとはいわないだろうに。

本能

本能という言葉は、これもやはり必要悪で、使わずにすめばそのほうがいい。たとえば泌尿器から排尿するのは、ヒトの本能だろうが、尿路結石かなにかで排尿にたえがたい苦しみを伴えば、その人は、本能が壊れているのか? まさか、であろう。本能が阻害されて…

性教育

だから性教育というのも、結局はいわゆる性教育だけでは不十分なわけで、医学教育につながらざるを得ないし、道徳教育とか、いかにいままでの社会が迷信や欺瞞にみちていたかという解説をも必要とするし、じゃあなんで大人は子どもにたいしてえらそうな顔を…

セーガンの妊娠中絶議論

『百億の星と千億の生命』において、カール・セーガンは、レイプによる妊娠中絶の「正しさ」にも疑問を呈しているのが面白い。生命権が受胎の状況に依存する理由があるのか、というわけで、たしかにそうだねえ…、と思うのだ。人格というのはあきらかに獲得形…