つい買ってしまった。夫もへんな人だが、妻は妻でおかしな人物だと思う。解説は、そこを論旨に沿わせようとして無視しているから、妙なことになってしまったのだろう。元妻は遍在する神だとか、『エディプスの恋人』ですか?しかしそもそも、なんで成長しな…
この世には現実しか存在しないのだよ。これは空想であるとして、他人から遠ざけたい現実が当人のなかにあるという、それだけの話。空想というのは、そういうものでしかない。本人が、これは現実だと認めたものが現実であるだけだ。
そういう小説を読みたいね。ひどい弁護士が、どうひどい弁護士であるのかは、筒井康隆が『巨船ベラス・レトラス』でちょっとやっている。
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