2008-04-19 「日本語の外へ」読後感 良く生きるためには論理を駆使して活動しなければいけない。権利を主張し、義務を負担し、豊かさを獲得する。それはまことにそう思うのだが、大変だ。 大航海時代以降を集中資本の移転史とする歴史観は、簡明で分かりやすい。説得される。 最後の、死体の山を運搬するトラックと、それを見ないように通達される沿道の住民たちの話は強烈だ。かつての日本は本当にイラクだったのだ。日本語の外へ (角川文庫)作者: 片岡義男出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2003/09メディア: 文庫 クリック: 13回この商品を含むブログ (53件) を見る