私とゴー宣

岸田秀が若い頃、さかんに戦争の記録を買いあさって、しかしなかなか読み始められずにいた経験をかつて書いていた。私の場合は「戦争論」以降の小林よしのりがそうだったのだ。

「新」のほうは、去年か今年に6〜10巻は文庫で買っていたのだが、単行本と内容が多少違うらしいので、今月とうとう単行本まで手をのばして買いあつめまでしたが、しかし、いざ読み進むと、こう、頭に入ってこないのだ。

文庫版は、欄外の通信が削除されるので、知らなかったのだが、「旧」の内容を小林自身はかなり後悔しているらしいのを今度知って、「旧」の愛読者としては「ガーン」である。今の時点で文庫版の旧ゴー宣は目を通していない。

(こういう感想を2008年に綴るというのも、傍目にはどーかと思われるほどのことであることは一応は承知しているが・・・)