私にも「理想化」があった…

まったく今の若者の問題としても応用可能、というよりも、そのものではないか。(中略)文庫版の第五部の解説が養老孟司で、なんだかこのシリーズの意義を全否定するようなことを言っていて珍なる光景だ。http://d.hatena.ne.jp/mailinglist/20071223/p1


これは時間を置いて考え直したら、養老の方が正しいというか、私が若すぎた。「そのものではないか」もなにも、そういうものになるように書かれ、描かれたのだから。私もまたジュリアン・ジェインズを笑えない、といったところである。