模倣の法則
- 作者: ガブリエルタルド,Jean‐Gabriel Tarde,池田祥英,村澤真保呂
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2007/09
- メディア: 単行本
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無用の犯罪というのは模倣の欲求なわけである。http://d.hatena.ne.jp/mailinglist/20080811/p2
100年も前に似たようなことを考えていた人がいたらしい。というか誰でも考えるよね…。
社会なんか実在するわけない。個体が実在するだけで、その個体だってほどなく滅びる。そういう意味では、私もまた唯名論者だ。
じゃあなんで模倣したりしなかったりするんだ、その制御をつかさどるのが「超論理的影響」であると考えるわけね。なるほど、なるほど…。
やっぱりすべては便宜でしかなく、すべては必要悪なんだよ。「私」も「集団」も「組織」も「民族」も「国家」も…。うまいこと付き合っていくしかない…。