自然状態

自然状態は単なるフィクションか
ホッブスは「自然状態」という概念をフィクションとして提示した。
革命や無政府状態という状況では、自然状態に似た状況が生じる。自然状態は、このような状況を理解する上でも、生産性のある概念であるとされる。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E7%84%B6%E7%8A%B6%E6%85%8B#.E8.87.AA.E7.84.B6.E7.8A.B6.E6.85.8B.E3.81.AF.E5.8D.98.E3.81.AA.E3.82.8B.E3.83.95.E3.82.A3.E3.82.AF.E3.82.B7.E3.83.A7.E3.83.B3.E3.81.8B


まあ、たんなるフィクションだろうねえ。ホッブズにしろ、ロックにしろ、ルソーにしろ、ヒトがサルの仲間だという知識がなかった頃の、旧世代の思想家だったのだから、そんなふるい人の考えなんか参考になるとは思えない。

自然状態の人とは、私には、火の使用以前の人類のことだとしか思えないのだが(無政府状態になったらマッチのすり方も忘れるのだろうか)、自然状態の人も他の類人猿のように群れをつくって生活していただけに決まっている。個体間の無限の闘争なんてありゃしなかっただろう。