マイケル・スレイド『暗黒大陸の悪霊』

暗黒大陸の悪霊 (文春文庫)

暗黒大陸の悪霊 (文春文庫)

分厚くて難儀するけど面白い。多人種国家のやっかいさに注目して書かれていて勉強になる。ところで…

結局、ペリーやマッカーサーのような、アメリカ人が来ないと国を変えられないダメな国なのかねhttp://d.hatena.ne.jp/jun-jun1965/20081126


ダメかどうかは価値判断ですが、白人の「異様さ」は問答無用ですからね…。おととい金嬉老のドキュメンタリーバラエティをテレビで見かけましたが、朝鮮人差別は、肌の色は同じで文化が違う場合の差別のパターンで、そういう差別しか日本人は経験していない、あるいはそういう差別のことしか考えたくないのかもしれません。

紅衛兵に「このえへい」とルビがふってある(さあ探してみよう)。凡ミスなのか、なにか意図があるのか、よくわからない。