時間論にたいする不満

――本当に時間は過去から未来に流れているのか。そんなのキリスト教だけの話じゃないか。そのキリスト教だって、最後の審判の「時」には、時間が止まるっていうじゃないか。

――なんで明治になってからは一人の天皇に、一つの元号ということになってしまったのだろう(だろうって、つまりまだ調べてないということだけど…)。そのほうが開明的なのだって勝手に思ったのか。

――テレビ餓鬼だったので、私は、30分・1時間・2時間、というタイム感覚は、わりとはっきり体得しているのである(要するにテレビ番組の構成を思い出しているのだ)。そんなこといえば、順当に義務教育を終えたのだから、45分というタイム感覚もある。

――つまらないやつだと思われるかもしれないが、あまり時間が伸び縮みするという感覚を経験したことがないのである。スリルに対する嗜好よりは、スリルを忌避する感覚のほうが強くて、何事も先に先に準備を済ませる性格である。

――ホラー映画は、じつは苦手なのである。最近の若いやつがホラーに平気なのと、物怖じしなかったり生意気だったりするのとは、きっと相関関係があるに違いない…。

以上、とりとめなく…。