『地球が静止する日』、金髪白人男のいない世界

マトリックス』では人間の側だったキアヌ・リーブスが、今度は人間を滅ぼす側に回り、なんの血のつながりもないジェニファー・コネリーとウィル・スミスの息子との絆を目にして、人類にひとまずの猶予をあたえるわけだ。

アメリカ人がここまでシビアな認識を示してきたのに、日本人ときたら…。ほんとに外に対する興味がないのな…。日本人は他人にとってはどうでもいい日本人らしさの観念を抱えたまま滅びるのだろうか。

ところで、ジェームズ・ホンといえば『燃えよ!ピンポン』である。マクドナルドでのキアヌとの会話のシーンは、私、思い出し笑いをこらえたのである…。