『世界大戦争』(1961)

『霊長類南へ』(私は1990年ごろ読んだきり)って、この映画とか『第三次世界大戦 四十一時間の恐怖』(1960)とかの「パロディ」なのかなあ…。

ドグラ・マグラ』がなきゃ『脱走と追跡のサンバ』がなかったことは明白だし、影響されたと自己申告すれば構わないもんなんだろうか…。

日本のSFって戦争でいっとき断絶しかかっているからね…。科学技術は戦争と密接に結びついているから仕方ないのかもしれないけれど。万博以降は、映画や小説よりも現実の方が面白いという、ある意味倒錯した時代をむかえていたわけだ、日本は。

1954年に日本初のSF雑誌「星雲」が刊行されて創刊一号のみで頓挫した後、様々なSF叢書・シリーズが出されたがいずれもヒットにはいたらず、出版界では「SFと西部劇に手を出すとつぶれる」ジンクスが通念となった。
http://ja.wikipedia.org/wiki/サイエンス・フィクション#.E6.97.A5.E6.9C.ACSF.E3.81.AE.E6.AD.B4.E5.8F.B2