終わりなきコントロールの世界

私はおととい内藤朝雄のサイトを覗いて、まだ芸能マスコミが山本モナを追いかけ回しているのを知ったのだが、ここでやっかいなのは、内藤氏は読者にマスコミが山本氏を「いじめ」ていることを告発しているわけだが、しかし、雑誌にもテレビにも関心がない私にたいして、内藤氏の文章は「いじめ」の一環として機能してしまっているのではないか、と素朴に思うのだ。

その支配服従関係がつまびらかでない(「雑誌にもテレビにも関心がない」)私(読者)に、マスコミと山本氏の関係を定義した上で、それに同意をせまる(というかブログに書いた「だけ」だけど)内藤氏の了見は、羽入氏的に分析するとどういうことになるのだろう? あるいは、内藤氏は、読者に、山本氏が明白にいじめられている存在であるという考えを埋め込もうとしているのかな?