都会の生活

こういうこと親が教えてくれてたらな、と思うが…。

要するに都会というのは金をあつめる場でしかなかったのである。農村では自然を駆使して食料を生産するけど、都会ではコネを駆使して価値を生産する、企業って、価値でもって金を買ってたんだ。銀行の融資で事業を継続するってそういうことだもんな…。都会で金を持ち出しにして生活する奴は馬鹿だし、農村ですべての食料品をスーパーで賄ってたら、それはどうかしているのである(自分ちでつくったものを食えということ)。

衣食住って、人の生活の基本だから、本当は最低限の基準のことだったんだけど、いまは衣食住のどれにも贅沢品はあるものな。歌舞音曲は、むかしはその存在そのものが贅沢品だったけど、いまは「貧乏だから音楽聞いたことすらありません」なんてないものな。趣味が会話のツールになっている。こりゃ末期的だわ。いいかえれば成熟している(笑)。