メモ
わかるところだけ読んだ。以下メモ。
- 作者: 野口悠紀雄
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2000/09/20
- メディア: 新書
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株価予測できない
効率的市場という考え方
市場が効率的なら情報が値段に反映されている
将来の株価はわからない
予測できない要因群に影響されるから
確率変数としてとらえるしかない
株の収益率を考える
市場の情報が非効率的な場合ありうる
その場合収益率が平均のそれより高いものになりうる
アブノーマルなリターン
インサイダー取引
株価の均衡値は配当の割引現在値になる
株価に関するファンダメンタル理論
要点:将来の市場の動きを正しく予測する
さらに:市場を出し抜かなければ、儲からない
効率的市場仮説の結論、、、
徹底的にシステマチックに投資せよ
リスクの把握の仕方
株価は確率変数である
確率変数であるならば分布している
平均値と期待値
期待値はデータを生むメカニズムの特性
確率変数の実現値を確率で加重した平均
確率変数が平均してどのような値をとるか
分散という尺度も使う
確率変数の期待値の周りの散らばり具合
確率変数の個々の値と期待値からの差を
二乗し、さらにその期待値を求める
危険回避者は確実に得られる価値に対して
割増金を払う(リスクプレミアム
合理的行動とは
期待資産額の最大化でなく
期待効用の最大化だ
資産の限界効用は逓減的である
リスク対処:分散と移転
投資多角化
保険契約
危険資産売却、先物契約
マーケットリスクとユニークリスク
ユニークリスクはさらに分散可能
片務契約に値段をつければリスクを抑制できる
それがオプション取引
現代ファイナンス理論
将来には二つの状態があると仮定
資産には安全資産、株式、オプションの三つがあると仮定
二つの状態に対応する正の数甲と乙が存在し、
これらで将来価格をウェイトした合計が現在の価格に
等しいとする。すると裁定機会は存在しない。
また裁定機会が存在しなければ
右の条件を満たす正の数が存在する。
不動産の新ビジネスモデル
地価が下落すれば不動産の収益率は上昇する
つまり投資対象になる
利用によって価値を上げる