さそり

夏目ナナってこんな感じだったっけと呆然とした。声を吹き替えるだけでそうとう印象が変わる。短気な敵を(正攻法では勝てないから)自爆させるのはいいんだが、そのために人を殺すというのはなじめない。

カットを細切れにして頻繁にフラッシュバックする編集になっていて、これはなんだか1990年代っぽくって懐かしい。メリハリがなくなってしまう。

前売り券には2008年作品とあったけれど、エンドロールには2007年作とある。画面からは年代の特定がむずかしい。

松島ナミに武術を伝授する師匠が正体不明すぎて可笑しい。