本の対価は内容に対する報酬という、日本人の徹底的な誤解

もちろん「著作物が読み易く版として構成され紙に定着し書籍としてまとめられていることに対する対価」に決まっている。内容に対して読者が著者を褒めたいのであれば読者は別途著者に対して寄付金をあたえるべきである。

なんでこんなことがわからなかったのだろうねえ。催眠術から解けたみたいな気分だ。

著述家は、気楽に書けるものからさらさら書いて版をつくってもらって売ればいいのだ(大量に、という意味ではなく)。売りやすいものから売るのは資本主義の道理だ。私は目が疲れるからウェブページを熟読したりなんか、しない。自分が書く文章がみじかいのもそういう理由だ。