2009-10-17から1日間の記事一覧

コピーレフト運動

二次的著作者の権利を制限する運動ということならば理解できる。運動にするほどのこととも思えないが。パブリックドメインになった映画のDVDを発売する業者には、一瞬疑問がうかぶが、彼らは正当な商行為を行っている。在庫をかかえるというリスクを負ってい…

現行法下でも、著作権者が許可すればすきなだけ複製が可能なのだ

これを理解していない人が多すぎる。キャリアの長い著述家がこれを理解してなかったりするのだから、もうこの無知無理解は徹底的なものだと思った方がいい。出版社が横やりを入れて、その版はうちのものだから、著者自身から原稿をもらえと要求してくること…

興ざめの部分と、興そのもの

某所で金子修介監督のブログコメントを読む。パロディ作者は原著作者に挨拶したほうがいいのかという問題。もちろんしたほうがいいだろうなあと私は思うのだが、パロディ作者にとってはパロディ作品自体が原作者への挨拶でもあるので、興ざめなところでもあ…

報酬は、仕事に対する対価という以外に、地位に対する対価という意味もある。

仕事をしているから報酬を求める権利があるという論理に舌足らずなものを感じていたが、地位に対する報酬という側面を考慮に入れなければどうしても理屈はおかしくなるのだと気づいた。地位に関わらない仕事というのは、実はないのだ。

本の対価は内容に対する報酬という、日本人の徹底的な誤解

もちろん「著作物が読み易く版として構成され紙に定着し書籍としてまとめられていることに対する対価」に決まっている。内容に対して読者が著者を褒めたいのであれば読者は別途著者に対して寄付金をあたえるべきである。なんでこんなことがわからなかったの…

信頼を かちえぬ理由は 部下のせい

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091009-00000001-jct-soci 自治体は利益を出すことが使命じゃないから、損を出したからって罪悪感にかられる必要はないと思うのだが…。状況が変わって方針を変えた仕事のコストまで損失よばわりされるなんて。これは知…