ドーキンスを読み直している

池田清彦がさかんに遺伝子はDNAであると言い直していた意図が、だんだんわかってきた。しかし、それって「反」ダーウィニズムじゃないような…。

本質概念として「遺伝子」を考えた場合…、としてドーキンスは思考をくりひろげているのに、池田はそれをまぜっかえすことしかしなかったわけだ。

見えないもの(異種間の連続性)を考える場合、なんらかの本質概念を仮構して考えるのは当然のことだと思うのだが、それを認めないんじゃ愚昧なことでしかないな。