2009-10-18から1日間の記事一覧

パロディストも原作者に挨拶して居心地悪さを味わうプレイを楽しめ

大家重夫『肖像権新版』(太田出版)に、似顔絵のモデルからにらまれた山藤章二の話が紹介されているが、こういうことも必要じゃないか? 有名税の逆というか…。

金子修介監督かっこいいなあ…

ドミノ理論(ひさしを貸して母屋をとられる恐怖)で読み手をおどかすのには賛成しないけど、まあわかる。サンプリング表現者は、ちゃんと著作権者と交渉する意欲や論理を持て、というだけの話。

『ギルダ』

私の好きなスコセッシの『カジノ』の下敷きっぽい。

盗作とパロディ

有名作品を盗作したらパロディであると開き直られ、無名作品をパロディにしたら盗作と非難される。焦点は作品の自立性から離れ、有名度が問われはじめたわけだ。「記念樹」裁判が、かつて有名だった曲の権利を主張して争われたことが想起される。

パロディもオマージュも

それをしている本人が自覚している以上に、じつは陰湿なことであることを周知させたいのだが、はて、どうしたものやら。すくなくとも宗教を批判する手段としてはまったく無効だと思う。

ドーキンスを読み直している

池田清彦がさかんに遺伝子はDNAであると言い直していた意図が、だんだんわかってきた。しかし、それって「反」ダーウィニズムじゃないような…。本質概念として「遺伝子」を考えた場合…、としてドーキンスは思考をくりひろげているのに、池田はそれをまぜっか…

池田信夫が雨宮処凛をけなしていたが

どっちもどっちだよなあ…。本が売れていることを素直に喜んでればいいではないか。本気で読者を攻撃してこそ本物のきちがい、ではなかった、本物の懐疑者である。