共産主義としてのキリスト教

働かざるもの食うべからずというのは、働けないほど弱いものは死ぬべしという思想ではなくて、他人を働かせているものは死ぬべしという過激な反体制思想であるとみなすべきだろう。そして、働く者も、何を食べるべきか思い煩ってはいけないのだ。腹が満たされたら休息をとるか、仕事をするか「しなければならない」。