カミ

江戸時代直前には死んだ豊臣秀吉でさえカミにまつられる。自然信仰が千年を経て、卓越性の信仰に発展したのだ。かつて現実に示された卓越性を信じるのだから、「うらぎられる」ことがない。祈りが通じなければ、信心が足りなかったためだ。この時点でここまで日本は都市化したのだった。