分類に途中で飽きる日本人

まったく分類をしようとしない人々でもないと思う。とはいえ西洋人ほどの貫徹癖はない。分類と対象と、どちらかを愛するのが日本人であって、分類も対象も愛する人は少数派だろう。対象が好きな人は対象を分類してはいけないと思っているし、分類が好きな人は対象の観察がおろそかになる。

分類を愛して対象はそれほどでもない人の例が、たとえば中塚圭骸の暦である(http://d.hatena.ne.jp/mailinglist/20071116/p2)。ちゃんと対象を愛して計算していれば間違うはずはないのである。