『精神分析入門』

第十七講のあたりで、精神分析はいまだに治療能力は低いということを60歳近いフロイト自身が認めてるっていうのになあ。みんな読みもしねえでいろいろ言っているのだろう。しかし今回読み返してみて、私自身が強迫神経症だということがよくわかった。しかもそういう私のようなタイプがそういう自分の身の上をくどくくり返し念を押したがるあたりのことも、すでにフロイトはわかっていたので、なおさら恐れ入る。