需要と供給にかんする随想

イラクに攻め込まれるまえのクウェートは、石油で太った成金国家で、国民の大多数から選挙権が奪われているけれども、かれらの負担する医療費はタダ、みたいな話を20年前の湾岸危機のときに聞いたような気がする。確認したわけではないからそれがホントだったかどうかは知らない。

下の項では、図書館が同じ本を何冊も買うのはおかしいと言ったけれども、あるいは、違う考え方をしてもいいわけだ。貸すどころか、買って与えるとかね。

だいたい図書館が同じ本を何冊も買うのだって、よく考えたら、強欲な経営者が会社の資産としてベンツ買って乗り回すのと同じようなものか(車に詳しくないので、高級車といえばベンツしか思い浮かばないのが情けない)。強欲な自治体の住民と、実績を創出したい自治体の思惑の合作でしかないわけか…。

私は図書館には、ネットで予約した本を受取りに行くだけで、長居をしないでそのまま出てしまうので観察が浅いかもしれないのだが、なんだか最近ホームレスになりかけのような人を見かけないのは、あれ、排除しているのだろうか。

図書館は、小谷野さんも憤慨するように、無料の勉強室にもなってしまっているのだが、まあ静かな環境がそれほど払底しているということなのだろう。ファストフード店やファミレスはけっこう音楽うるさいし(もちろん自習者を追い出すためである)。

図書館の外は新宿御苑で、たまに入って息抜きしているのだが、ほんのちょっとの入場料を徴収するだけで、あんなに空くのね! いっそ笑ってしまうよ。みんな晴れてるときは新宿御苑で勉強すればいい。(書きかけ)