地震

東北関東大震災がおこって正味一日半くらいの時点でこれを書いている。

私は地震発生当時渋谷にいて、会社が帰宅困難者の滞在先として使用されることになったので、翌朝9時ほどまでは係員としてそのまま勤め先に留まった。

家族とは「Cメール」(auのサービス名称)で、安否確認をとりあった。携帯電話はつながらなかった。

親類に名取の近くに住んでいる人がいるので、燃えている家をのせたまま地面をなめていく津波を撮ったNHKの映像を見て言葉を失った。私もこの正月に名取のシネコンで映画をみたばかりなのである。

勤め先から帰ってすぐ家族と会って、そのままテレビをずっと見ていた。福島の原発が爆発したあたりで私は家族の家を出て、電車に揺られているあいだに、放射線被曝者発見のニュースが流れたらしい。自分の部屋に帰って、やっと私は2日ぶりのゆっくりした眠りを眠った。

いまやっと睡眠からめざめたところである。どうもこれからいろいろ日常が変わってしまうらしい。