震災日記

いまだに大きめの余震が途絶えない。いまこれを書いている時にも余震が来た。こんなに後をひく地震というのは、たぶん人生初ではないかと思う。

昨日は一日中雨で、地震が発生したあと数日後にすこし雨が降ったけれども、おとといぐらいからはじまったこの雨は、地震後初の本格的な雨ということになる。

黒くない雨である。

近所の木造建築が、二カ所取り壊しになった。この地震と関係あるのかないのか、わからない。関係があるのだったら、ちょっと対応が早すぎる気もする。ひとつは昭和からの酒屋(二階が住居部分)で、もうひとつは廃屋になっていた(?)二階建て住居である。

さらに、表通りの、少し前に更地になっていた土地に、もう鉄骨の小さなビルが建ってしまった。最近の建築工事は、本当に早くなったと思う。

地震が発生してからは、外食の連続で、これはストレスを溜めたくなかったからでもあるのだが、ぞんぶんに太ってしまった。ちょっと摂食しようと思う。

あとは、がらくたまみれになっている部屋の片付けだ。これ以上整理整頓をしないと、なんだか病的なような感じに部屋がなってきた。手に入れたものをことごとく手元に残しておきたいんだね。しかし、現実原則はそれを許さない。選択して、選択からもれたものからは、別れなければならない。


写真は、赤坂御所の街路樹。