統治の不思議

量子力学のスケールでみれば、私たちの体は虚ろな空間なのだそうである。ところどころに原子だか分子だかが浮かんでいる。そんなものを私たちの心が統御している、あるいは統御できていると思うのも、不思議な話である。

都知事選の話をしているのだが、同時にこれはリビアの話でもある。国連の話でもあるし、アメリカの話でもある。統治っていうのは不思議なものだなあと思うのである。私は消去法で小池さんあたりでいいと思うのだが、東京新聞の候補者紹介(24日付第3面)は、石原、小池、渡辺、東国原、ドクターの順で、あるいは届出順なのかもしれないが、大方の予想も、こういうものであろう。

統治というのは、不思議なものである。