2008-04-09から1日間の記事一覧

養老孟司「運のつき」

絶対平和主義について関連していそうなくだりがあった。・・・自分の死は怖くない、より正確に言えばわからない、わからないものを怖がる道理はない。隣人友人親類恋人の死は悲しい、これを二人称の死という。そして、赤の他人の死は悲しくない。特攻や自爆…

絶対平和主義

殺すことの残虐さという事実がある一方で、結局殺すことの理由は、守ること、これただ一つに集約されそうだ。ならば、魂、霊、そういう仮構を強調することにより、いさぎよく殺されればよい。自分の側から殺すことがあってはならない・・・。これはすごい! …

パール判事

この過ちが、もし太平洋戦争を意味しているというなら、これまた日本の責任ではない。その戦争の種は、西欧諸国が東洋侵略のために蒔いたものであることも明瞭だ。ただし、過ちをくり返さぬということが、将来再軍備はしない、戦争は放棄したという誓いであ…