2008-12-12から1日間の記事一覧

『プロ倫』あれこれ:何が合理的かは人による

岩波文庫版49ページの(3)で、ちゃんと触れていた。私ごときが思いつく疑問なんか、ぬかりなくヴェーバーは気付いていたか…。読みすすむうちにますます、ヴェーバーに賛成したくなってくるので困るのである。ヴェーバーは1929年の世界恐慌を見ること…

20世紀

貧乏人にも王侯の暮らしをさせようとして失敗しつづけた世紀だった、といえるんではないかと思う。世紀前半の植民地獲得競争も(お国のため…)、後期の工業化も(高度経済成長…)、晩期の迷走も(失われた十年…)、要するに「貧乏人をいい気にさせて、こまか…