『プロ倫』あれこれ:何が合理的かは人による

岩波文庫版49ページの(3)で、ちゃんと触れていた。私ごときが思いつく疑問なんか、ぬかりなくヴェーバーは気付いていたか…。

読みすすむうちにますます、ヴェーバーに賛成したくなってくるので困るのである。ヴェーバーは1929年の世界恐慌を見ることなく死んだし、第一次大戦勃発のときにすでに50歳だった。20世紀のあたらしい現実に適応できないまま死んだのだろう。