2010-03-24から1日間の記事一覧

できあいの教えと、ほかでもない自分が新たにする妄想

権力にさからって犬死にした無茶な男が、じつは本当に神からの使いで、自分(無茶な男について考えるこの「私」のこと)の罪さえ購って死んだと考えることは、かなり新しい。神がいて、自分が生まれるはるか前から、自分が属する民族と契約を交わしていて、…

「構成的なメランコリーの解義」

『ジジェクによるジジェク』のはじめのほうに「構成的なメランコリーの解義」(35ページ)とあって、よくわからないので原文にあたったら「This was his kind of constitutive melancholy gloss.」とあって、メランコリーのままでも形容詞として使えるらしい…