トースキーらが上役にスピーカーホンごしにリー・アレンの逮捕を申請するシーンが付け足され、試写会場でトースキーに諭されたグレイスミスのシーンから暗転して4年の経過をあらわす黒バックに、当時の社会変化をあらわす音声のモンタージュがこれも付加され…
基本的には客観的なデビッド・フィンチャーの画面演出は、ところどころで演者がカメラを見据える主観描写になるのが巧みである(リー・アレンの尋問シーンなど)。グレイスミスが妻に「犯人の顔を見たいんだ」と言うシーンで、この映画のテーマが語られる。…
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