『ゾディアック(ディレクターズカット)』

トースキーらが上役にスピーカーホンごしにリー・アレンの逮捕を申請するシーンが付け足され、試写会場でトースキーに諭されたグレイスミスのシーンから暗転して4年の経過をあらわす黒バックに、当時の社会変化をあらわす音声のモンタージュがこれも付加された。あといくつか変更があるかもしれないが、私は気づかなかった。

日本語字幕。メルビン・ベライは「ベリー」に変更。改悪と呼ぶほどでもないが、ちょっととまどった。明らかに皆「ベライ」と発音しているのだから。

それにしてもブルーレイの大画面はすばらしい。これはもうDVDには戻れない…。

しらべてないので、もしかしたら誰かがすでに解決しているかもしれないが、トースキーらがリー・アレンのトレーラーハウスに到着するシーンのBGM、これがクローネンバーグの『クラッシュ』のギターにそっくりなのだ。やはり、ハワード・ショアのノンクレジットということなのかな。

ゾディアック ディレクターズカット [Blu-ray]

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