2010-07-12から1日間の記事一覧

『エホバの顔を避けて』

やっと途中まで来た。これは凄い。なんというか、心理学をここまで実践しているのも、珍しいというか。『虚人たち』よりもよほど超虚構しているなあ。「超自我(エホバ)」を、ヨナ(「わたし」)がまったく批判しないさまを、他人である読者、つまり私が読…

丸谷才一の『野火』好き

『エホバの顔を避けて』に影響を与えているような気がする。

いろいろな「大」(大について)

大乱歩というのは、それこそ似たような作風の時期があった谷崎が大谷崎と書かれているのを見た誰かが、乱歩にも「大」をつけてみた、というあたりではないか。後進をたくさん育てたから、みんな仲間だ派閥だとおもった「弟子」もいろいろいただろう。日本の…