そういえばこれも、「あたりまえの損得勘定では損をする複雑な」社会を描いた映画だなあ。原作では上流婦人が猟奇小説を書くわけないという読者の思い込みを利用しているが、この映画版では芸者が猟奇小説を書くわけないという形に変奏されている(あっ)。…
http://d.hatena.ne.jp/jun-jun1965/20101229 ごくごくあたりまえの損得勘定が、複雑な社会を対象にした場合には、どのように「あたりまえ」でなくなっていくのかというのが、経済学のきもなのではないか。「悪貨は良貨を駆逐する」なんて、いきなり言われて…
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