そういえば、『瘋癲老人日記』から、フーテン族を経て、「フーテンの寅さん」へ至る「瘋癲」の変遷というのもある。「てんきょういん(癲狂院)」なんて、今時、いきなり聞かされても、なんのことか判らない言葉だ。 寅次郎というキャラクターを、テキ屋とか…
冬のやさぐれはきついもんね。じゃあね。(荒井晴彦脚本『ハードスキャンダル 性の漂流者』) やさぐれるというのは、なんとなくニュアンスは判るのだが、意味が分からなかったので用心して使わないでいた言葉だ。 私は「やさ」の意味を知っていたくせに、「…
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