やさぐれ

冬のやさぐれはきついもんね。じゃあね。(荒井晴彦脚本『ハードスキャンダル 性の漂流者』)


やさぐれるというのは、なんとなくニュアンスは判るのだが、意味が分からなかったので用心して使わないでいた言葉だ。


私は「やさ」の意味を知っていたくせに、「やさぐれる」の「やさ」がその「やさ」であることに思い及ばなかった。上記作品を見ていて卒然として気づいて呆然としたわけ。


予告編に「午前0時 街に新たな神話が宿る」とテロップが出て、発端のシーンは新宿が舞台だから、これはなかなか洒落ている。