マドンナと子門真人、幸せなのは、どっち?

不幸か幸福かという基準も、善悪とおなじく古くそして間違った基準だよな、と思うが、とはいえ池田信夫先生の議論への感想である。

子門が「およげたいやきくん」の歌手で、作品がメガヒットしても印税ははいらなかったというのは有名な話で、池田先生にかかったら、子門も著作隣接権者だからしょうがないということになるのだろうか。

音楽のどこを楽しむかは、かなり個人差があって、歌詞を楽しむ音痴の人もいるし、メロディを楽しむ人もいるし、歌手の歌声を楽しむ人も、半田健人みたいにアレンジを楽しむ人もいる。受け手によって、だれがクリエイターなのかが変わってしまう、ととらえた方が、実態により近いのではないか。

編曲者は著作者のぶらさがりとみなす池田先生の感覚には正直疑問を感じるのだ…。