体の動かし方
まえに『きっこの日記』がテレビタレントの某をけなしていて、食事のマナーがなっていない、咀嚼するとき口をあけていて見苦しいから、ということだったのだが、実は私も恥ずかしながら、その癖があるのだ。
どうやって直そうか、いろいろ考えていたのだが(もちろん、確実な矯正法は鏡にむかって食事をとることである)、ふと思いついた。
こういうのも認知療法というのか…。
要するに、某氏もそうなのだったら論旨は明快にいくのだが、口をあけて咀嚼する人は、咀嚼するとき「口で噛んでる」と思っているのではないか、ということ。
私は、注意して、咀嚼するとき「いま私は奥歯、臼歯で食物をすりつぶしているのだ」といちいち思うことにしたら、効果覿面、きっちり口を閉じたまま咀嚼するようになった。
みなさんもなにげなくしている動作に不具合を感じるような局面があったら、その動作の意味や、その動作をおこなう身体部位の構造を頭に浮かべて、考え直してみる、というのも一つの方法ではないだろうかとおもったので書いてみました。
簡単にいえば、反省するということだけれど…。