デッド・テヅカ・イズ・アライヴ

戦後から50年代までの手塚作品が面白くて買いあさっている。昨日もまんだらけに通ってしまった…。

これは鼻持ちならない骨董趣味なのか、と自問してしまうが、私自身は、このころの手塚マンガはいまのマンガよりよほどいきいきしていて読みでがあると感じるのだ。

古いものがいまのものよりいきいきして見えるのは、こりゃルネサンスとしかいいようがないね…。

また余計なことを言ってしまうが、呉先生が世代的にも資質的にも手塚のことをそう好きではないらしい感じが、この時期の手塚マンガを読むことで、より説得的に体感できる。そういう後続世代の好みにあわせて、手塚は『MW』とか『陽だまりの樹』とか描いたんだろうなあ、と。